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プロミシング・ヤング・ウーマンのnameのレビュー・感想・評価

5.0
その絶望を私たちは知っている。”あの人”を、真の悪役的立場にした監督の手腕に拍手喝采。

すべての女性が経験する、男性から、社会から押しつけられるすべての不快な経験や抑圧、絶望をすべからく描いた素晴らしい作品。

物語の展開すらも女性にとっては既視感のあることで、女性は映画になるような世界を生きさせられてるとも言えるなと思うなど。

いやほんと、許してくれ?許さねぇよ。

それにしても、脚本、音楽、色彩感覚と、エメラルド・フェネル監督の才能が凄すぎる。

初めて人の才能に嫉妬した。この映画がこの世に存在してくれることに感謝しかない。
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