Hiro

プロミシング・ヤング・ウーマンのHiroのネタバレレビュー・内容・結末

4.7

このレビューはネタバレを含みます

とにかく好みの映画だった。
不穏で可愛いのになんか痛々しくて…。
全盛期の頃のブリトニーのようなファッションも可愛いんだけども終始なにか抱えてるんだろうなと漂う不穏な空気。
いい人だと思った彼とのドラッグストアのシーンは「これが続くわけがない」とよぎって、何故か泣いた。
全女性が経験あると思う、『女だから』な扱われ方。
声をかけられて無視したら暴言をはかれる、親切にされるのはその先を狙ってるから(無防備な女のせい)…など、生きていて非常に理不尽なことが多々あるのだ。この映画での描かれ方は誇張ではない、リアルに起こっていること。

自分が怖い目にあったり、娘がそうなって初めて思い知る。

ラストのパーティのシーンの前のカウントの記号?(||||+/)が出るタイミングが、最高だった。
人を傷つけた人間が、無傷で幸せになれると思うなよ、地獄に墜ちろという感じが◎
キャリー・マリガンは今までわりと男性に護られるヒロイン的な役柄が多いイメージなので、とてもよかった。

刺し違える覚悟だとして、自分だったらちょん切る…と思ったけど、結婚パーティでしょっぴかれるのがベストタイミングなのかも。
Hiro

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