プロミシング・ヤング・ウーマンのHarukiのレビュー・感想・評価

賞レース時期からずっと観たかった。

女性蔑視への強い怒りを込めた、ポップでスリリングなリベンジエンターテイメント。

男性のみならず、ジェンダーバイアスに加担する全ての人へ矛先を向け、強いメッセージ性を持つ。

ジャンルレスなこの作品の持つ甘い猛毒に全身がやられる。

彼女の行動や言葉の奥底にある感情を考えると、切なくさらに印象深くなる。

キャリー･マリガンの素晴らしすぎる演技。
怒りに満ちながら、コミカルでハイテンションに演じきっている。

今年のアカデミー主演女優賞は絶対キャリーだったと思う。