一言で表すと、
不気味なのに爽快感がある映画。
あらすじを知らずに鑑賞。
あえて大事な描写を描かず含みを持たせ、観てる側に想像させるような展開が面白かった。
ただグロいだけの描写よりも気味悪さが増す。
サウンドも不気味だし、キャシーも狂ってるし、嫌な予感しかしないんだけどなんか目が離せない。
何をしでかすかわからない危うさがあるのに、犯罪の一歩手前でしっかり着地するところがスマートで、そのバランスが絶妙。
ホラー?スリラー?サスペンス?
と思ったけど、コメディ?笑
キャシーの性格に似合わないカラフルな服装。
こんな可愛いの着るんだ!笑
なんといってもキャリーマリガンの演技力すごい!
特に泥酔から正気に戻る演技。
本当に飲んでるんじゃないかと思ったくらい泥酔リアルだった。
ドラム缶(だっけ?)を蹴るシーンなんか、
「君のこと気になるし好きになれるかも。この人は他の男性と違うのかもしれない。…って一緒やないかい!」
って些細な一言で落胆する気持ちが透けて見えたよ。
恋愛や復讐を通じて女性の脆さを表現するのがとても上手いなぁと思った。
ラストもキャシーらしい。
私は終わり方嫌いじゃないな。
メモにカウントする時の赤と青の色分けはどういう意味だろう?