赤い下着

プロミシング・ヤング・ウーマンの赤い下着のレビュー・感想・評価

3.2
えぐい、エグすぎる。結局、被害を受けた人が泣き寝入りし、一人で犠牲になれば終わるという救えない話は辛すぎる。
カサンドラの家はバビーのドールハウスで彼女のファッションもパステルトーンでハッピーな世界に逃げてる。現実に戻ると如何にもならない、狂ってしまいそうな現実世界とは正反対の世界。現実と幸せなファンタジー世界の狭間に生きてる彼女を辛い世界に取り戻して苦しめた恋人も仇討ちも彼女が消えた世界で行われる。多分、彼女は生き戻ってきたら全てを許すつもりだったけど現実は余りにも残酷だった。女性1人では縛られた男性1人も如何にも出来ない現実世界。そこで彼女の選択はある意味かけだったけどそのかけは残酷にも踏み躙られる。そこから起きることは当然の報い。皆んな大事なものは亡くなってから後悔する
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