プロミシング・ヤング・ウーマンのofuのレビュー・感想・評価

音楽や映像で重い雰囲気には感じないようになっているが、取り上げているテーマははかなり現実的だった
男たちが口を揃えて言う、自分はいい人間だという言葉にぞっとしたし、数々の会話のやりとりから、自分は悪くないと思っている人間の、軽薄さやあさましさが感じられた
途中に出てくる弁護士のように自分の過ちに長年苦しむ人の方が実際には稀なのかもしれない
自身のモラルの低さやノリという同調圧力で、意識せず加害者になってしまうことがあるということは忘れずにいたい