河田

プロミシング・ヤング・ウーマンの河田のレビュー・感想・評価

3.5
テーマは大共感するが、何かが惜しい…品行方正すぎた。
でもこういう映画は増えるべきだと思う。

一周回って客観的な整理に落ち着くが、1番の被害者はニーナだ。キャシーはあのようにニーナを慕っているが、実は、ニーナは幼なじみで家族ぐるみの付き合いだからキャシー一家と大学生になっても付き合ってるが……みたいな可能性もある。ニーナが何を思って、どうして死んでしまったかを、きちんと描いた方がいい気がした。

もちろん、キャシーの物語は、キャシーの物語として大変に受け取った。また、現実世界に死んだ方がいい男性ばかりなのは確かなので、本作を覚えていようと思う。
河田

河田