さいきパパ

プロミシング・ヤング・ウーマンのさいきパパのレビュー・感想・評価

4.5
アカデミー脚本賞も納得の完璧な脚本。
日本よコレが映画の脚本だ!って感じだね。

映画で復讐劇は数多く見て来たが、武器を使わない復讐は初めてかも…
レイプシーンやニーナの過去を映さないことで最後のシーンに感情を高ぶらせることに成功している。

tally markによるカウントアップが効果的で、「IIII」の時点で次が予測できなかった自分が恥ずかしい。
もちろん観客を裏切る脚本が見事過ぎるからだろう。

将来有望な若い女性であれば、もっと利口な復讐を考えられないのか?と疑問も残るが、なにをやっても揉消される男性優位社会への弾劾であったのだろう。
さいきパパ

さいきパパ