kaitomo

プロミシング・ヤング・ウーマンのkaitomoのレビュー・感想・評価

3.3
性加害者を追い詰めていく復讐劇、と思ってたら、割と落ち着きのある作品だった。くそ野郎共をズッタズタのバラバラにしないまでも、土下座して許しを乞わせるぐらいまではやっても良かったのでは。
傍観者や間接的加害者には罪に応じて、また、反省の程度に応じて罰の塩梅を変えているのが「狂っていない」ということか。
ところでアメリカ映画等でよく見かける男が、見知らぬ女性に侮蔑的な言葉をぶつけるシーンって、毎回「気持ち悪いな、●ねばいいのに」と思うんだが、日常なのだろうか。日本では見たことないけど、知らないだけ?
陰口言ってるシーンあたりは「ありそう…」と思えたが、バーのお持ち帰りのくだりも、ちょっと異世界のように見えてしまった。
ただ、周りの間接的加害者について考えると、そうも言っていられない。特に学長みたいに自分が公平だと思ってしていることが本当に正しいのか?は自問すべきところ。
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