れら

プロミシング・ヤング・ウーマンのれらのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

悔しい。

最後は、え、どうか…どうか…と思ったけど、映画としてはこういう終わり方もある意味ちゃんと裁きが下されてカッコいいのかも。

性犯罪、性被害については、ただただ登場する男性の考え方(相手も酔っていたし乗り気だったとか)が辛い。「男性の将来のために」と女性を泣き寝入りにさせるようなことが、悔しいけどきっとたくさんあって、表に出なかった犯罪を犯した男性たちが幸せになる一方で、苦しんで絶望する女性たちのことを思うと、同姓としてひたすら悔しい。

お酒を飲みすぎないとか、私たちの自衛は前提としたとしても、
相手の体を、相手が意図しない形で性的に扱うことは犯罪だと、ちゃんと理解してほしい。
日本の映画界でもいろいろあったみたいだから、
声を上げる女性たちが守られるのはもちろん、声を上げられなかった人たちの支援やそもそもこう言ったことが起きないような見張りは皆でしていかなければいけないと思った。
れら

れら