塩

プロミシング・ヤング・ウーマンの塩のレビュー・感想・評価

3.9
思わせぶりだけど、主人公の復讐の内容が法に触れる感じではなく、それがリアリティあった。
よく今まで返り討ちにあわなかったなとも思う。
凄惨な表現はまったく出てこないのに、心底嫌な気持ちになる脚本が秀逸。

色づかいがポップでかわいく、BGMもよかった。
不穏な感じとポップミュージックを掛け合わせた感じで、歪んだ世界観が表現されていた。

ライアン役の演技が良かった。前半と後半で全然違う人に見える。

ラストはなんとも言えない気持ちになる。

今の時代だからこそ作られた映画。
塩