期待以上に良かった...キラキラした話かと思ったらかなりサスペンス調のやるせない系。
意図せず、観たときアメリカで中絶権利が渦中だったんだけど、なんかああいう、女として生きてると、時々、無意識に悪気なく女舐めるの大概にしろよ世の中っておもうこととかあって、それをまざまざと見せつけられるやるせなさ。
キャリー・マリガンの、主人公の躁鬱感とか、精神成長は止まったまま歳をとった感の演技が、メイクや仕草、歩き方隅々までみてとれてすごかった。
衣装やセットもレトロかわいい感じで、不穏感とのミスマッチが絶妙。
ハッピーエンドとは言えないし、タイトル含め皮肉たっぷりの映画でした