ちっちゅう

プロミシング・ヤング・ウーマンのちっちゅうのネタバレレビュー・内容・結末

3.9

このレビューはネタバレを含みます

2023.04.18(火)
あるインタビュー記事で紹介されていた映画。
復讐劇でありながら、これまで観てきた映画の形とは随分異なる。
詳細は描かれていないので想像で補いながら観ることになるが
こんな表現の仕方があるのか、というシーンがとても多く
いろいろ考えさせられた。
一人の前途有望な女性が死を以てしか果たし得ない復讐劇、
敵は男性性だけではない現実、
詳細を描かなかったからこそそのテーマがくっきりと浮かび上がっていた。

もともと「若いころのやんちゃな自分が」と武勇伝のように語る人が
大嫌いだから、自分はそうならないように生きようと強く思った。