ペンギン侍

プロミシング・ヤング・ウーマンのペンギン侍のレビュー・感想・評価

4.5
スカッとすると聞いていた本作、いわゆるレイプリベンジものかと思いきや想像を超えてくる展開に震えが止まらない。性暴力のシーンを映さず、あえて観客に想像させる手法。本作の中で唯一暴力が振るわれるあのシーン。すべてが効果的に胸がひしひしと痛む。私たちは性暴力のある世界に生きている。そんな事実を突きつけてくれる。社会的なテーマを扱っているのにもかかわらず、エンターテイメントとして完成しすぎていた。
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