このレビューはネタバレを含みます
この映画好きな人に申し訳ない。
自分の価値観に合いませんでした。
ごめんなさい。
本当に嫌いです。
この映画のどこに感動要素があるのか。
誰か教えて欲しい。
どこに泣けるの？
のび太くんの一挙手一投足にイライラするんだが、あまりにも可哀想。
脚本のおもちゃやんけ。
良いところを言うと
・CGは相変わらず良いと思う。
秘密道具の機構とか、スモールライトで小さくなった時の視点とかかなり迫力ある。
・妻夫木くん声優が上手すぎる
これだけ。
↓好きな人見ないで。
・結婚式から逃げる。
意味不明。
自信無くしたて。
それで、自信ついたらタイムマシンで戻ればいいとかどの口で言ってんねん。
前作で、「ドラえもんは僕の子供の頃の友達だから」って言わせといて結局自立出来てないやんけ。
のび太の成長要素を綺麗に潰してもうとるやん。
結局、自分の不安と他者への迷惑を天秤にかけて、自分をとる人間ということを丁寧に描写してるから、もうどうしようもないダメ人間てことを伝えてる映画やんけ。
・不良とのケンカ
なんか
のび太が頑張ってしずかちゃんを守ろうするとか
ジャイアンとスネ夫が助けに来るとか
あったけど
これ盛大なマッチポンプやんけ。
そもそものび太の不注意で不良にぶつかったくせに、相手の神経を逆撫でするような言動を繰り返して結果がアレなんだよね。
それで、「しずかさんを守れたかな」てなんやねん。
守れてないし、危険に巻き込んでるし、キッカケはお前だし、これが全部想定したことならマジでサイコ野郎だぞ。
・生まれた時を見に行くシーン
赤ちゃんが生まれたばかりの人たちの前にでてきて、赤ちゃんに猿みたいとか言ったり
そんなに大した子じゃないとか言ったり
これは何？
不快でしかないんだが。
もしかして面白いとか思ってる？
失礼にも程があるだろ。
挙げ句の果てに「あんなに怒らなくても」
怒るだろ！
自分の生まれたばかりの子供を意味分からない不審者に侮辱されるとか、どんな地獄やねん。
創作だとしても、これがどう受け取られるか考えろやと思う。
ホントに信じられないんだが。
・ラストのスピーチ。
ここまでの大人のび太くんの言動を見ていて、最後のスピーチ聞いても何も感じない。
なにが幸せな家庭を作ろうやねん。
サイコすぎるだろ。
そりゃ、この部分だけ切り取って見るなら良いとは思う。
実際にあの結婚式場にいる人たちはそうだろうけど。
でも、ここまで大人のび太くんの他者への迷惑を考えない自分の感情優先の言動を見せられていると、あまりにも薄っぺらいスピーチに聞こえる。
「僕は僕が幸せになるために戻ってきた
それがしずかさんを幸せにすることだから」
は？ちげぇだろ
しずかさんを自分の結婚相手にすることが
自分の1番の幸せだから戻ってきたんだろ
お前の感情だけだろクソ。
・おばあちゃん
何度でも会いにくる？
意味が分からない
気が利いてるとでもいいたいのか。
これが良いことであるとホントに思ってる？
これ今という時間を一生懸命生きている人間に対する冒涜だろ。
全部ムリです。
ごめんなさい。
