Maho

ナショナル・シアター・ライヴ 2020 「リーマン・トリロジー」のMahoのネタバレレビュー・内容・結末

3.7

このレビューはネタバレを含みます

とにかくすごい。
3人で一体どれだけの世代を渡り歩き、何人の人を演じているの、、、
お話は正直自分の調子もよくなくて3分の2くらいしか入ってこなくてなんか行くタイミング間違えた感が否めなかったけど、それでなくてもこんなことができるんだっていう驚き。一人芝居とかしてみたくなったし、きっとあれが芝居なんだろうなって思う。ピアノとセットもすごくよかった。会場でみんなでくすっとして。なんかいいなと思った。私は第3幕がなんかよかったな〜。
(何故か誰かが死ぬ直前で意識が朦朧としかけてはっきりするといつもお葬式なのよね、、、なんなんだ、、、ちなみに3人ともそれでした、、、くそーーーー!万全な時にもう一回みたいが本音。ごめんなさい)
ポテトがすきだった。
最後のあの2人は途中南と北にわかれた2人と似てるなぁなんて思ったりした。
みんな得意不得意ってあるよね。
リーマンの名前を背負う大きさ。
自分がすごいんじゃない。って本当に辛いよな。
周りと比べられるだけでも辛いのに身内で比べられる。好きなことがしたいでもうまくいかない。いくかもしれないのにやれない。アメリカを夢見てドイツからやってきたところからのドイツとの戦争。時代の移り変わり。燃え尽きる時は一瞬。価値のあるものってなんなんだろう。
喪に服す時間も時が移ろえば何日間もがわずが3分に。タイムイズマネー。いろんな結婚もあったな〜。あの何世代もの人たちが3人の役者達によって行われてたなんてやっぱり信じられない。芝居ってすごい。役者ってすごい。すごかったなぁ。
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