あめこ

ナショナル・シアター・ライヴ 2020 「リーマン・トリロジー」のあめこのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

演者3人と衣装替えもなし、ピアノ、シンプルな装置と骨組みガラス張りのステージ、小道具だけで
3世代の人生、時の流れ、さまざまなキャラクターが表現されてもう圧巻。
最初は「ああ、このキャラにこの人がこうやって変化したのね」とかその変化を楽しんでたのに、グイグイ引っ張られて、もう新しいキャラクターが次々現れてそのようにしか見えなくなる。演技の不思議。
横に流れる役者の動きや背景の動きで時の流れを表して、情景も浮かんでくる。
最後は苦しいほど追い込まれて行く。
全てに無駄がなく、演技のうまさで長い長い家族の人生を共に見てきたように感じる終わり。しばらく放心状態になりました。
当たり前なんだけど、
役者さんって…すごいなぁ…
あめこ

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