回り道ぬえ

映画 えんとつ町のプペルの回り道ぬえのネタバレレビュー・内容・結末

映画 えんとつ町のプペル(2020年製作の映画)
1.0

このレビューはネタバレを含みます


【内容】
誰が作ったとか置いておいて観たけど、
誰に向けて作ってるのか分からない。

思想が強すぎる。
子供に向けるのなら説明をしなきゃ駄目。
何のためにこういう仕事をしているのか、街の住民は何を思って生きているのか。
ゴミとは何なのか。

話について行けない人は置いていくみたいで好きじゃない。

こういう映画作りたい。世界観にしたいが先行し過ぎて中身の薄さが際立つ。

家の外側は豪邸だけど中は何もないみたい

大人に向けてなら中身を作らないと。

途中のMVみたいなのは誰に向けてるの?
あの曲が子供にハマるとは思えないし。

作者が自分が創り出したキャラクターに何させてるの?

思想を語らせる為にキャラクターが生み出されるって1番酷い事だと思う。
この映画のテーマに反してないか?

作者自身がこの作品を馬鹿にしてない?

最後にプペルが「漢なら泣くな。」って言ってるのも意味がわからない。
そういうの無くそうよって動いてたんじゃないのか?結局のところ、お父さんに都合が悪いから、そう信じてたから行動したってなっちゃわない?
個人的には男なら女ならとかどうでも良いし、漢なら泣くなも分かる。が、子供を教育するのに都合が良いからって自分も使ってるじゃん。

しかもムカついたら殴るし。

何のための映画なんだよ。一瞬で薄っぺらくなっちゃうよ。

絵本なら大丈夫なんだろうけど、街の彩度が強すぎる。ゴチャゴチャし過ぎて主人公達ではなくそちらに目が行く。
それなのにカメラは動きまくって余計チラつく。

最後の歌何だけど英語で歌ってるのかと思ったら日本語で思わず笑ってしまった。

あとハロウィン要素って最初だけか?
ハロウィンの時期にまた観られる様にという戦略にしか見えない。

というかこれ問題解決したのか?


【総評】
この映画を観てジブリ 宮崎駿監督の
『極めてなにか生命に対する侮辱を感じます』を思い出した。

思想が強いし、思想はこの映画の中心では無いとするのであれば凡庸も良いところ。

面白いものを観るならば「ジブリ」「ディズニー」等、他のを観た方が絶対良い。

プペルを観て素晴らしい!と思ったのであれば、「天元突破グレンラガン」を観て欲しい。
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