シリーズの中で一番好き。
追憶編をラストに持ってきたのは正解でした。
アクションで魅せてきた今シリーズ。
そんなシリーズ最終作となる今作は、アクションではなくストーリー/主人公である剣心の内面に焦点をあてていて、壮大なラブストーリーでもある原作「追憶編」を忠実に再現し、上手く一本でまとめられているな〜と。
アクションシーンは過去作と比較すると少ない方。ただ人斬り時代である剣心のアクションは新しくワクワクした。（過去作と比べてグロ表現が多くなっているため苦手な人も増えるかも）
風景や衣装、撮り方がオシャレ且つ綺麗で、あまり使いたくない表現だけど「映えて」いるということはこうゆうことかと。
佐藤健さん、有村架純さんの演技が群を抜いて魅入られます。剣心と巴の表情の変化が分かりやすく演技が上手いな〜と思った。
また一作目に登場した窪田正孝さんの演技も圧巻。やっぱり窪田正孝さんは苦しむ演技が上手い。
ただ前作は謎のサプライズがあったのに、今作期待されていたサプライズがなくて少し期待しすぎただけに残念。
また、finalのレビューでもあげたのですが、finalで流れるbeginning内の回想シーン。
やはり長かったかと。beginningでしっかりと補足されるからこそ、finalは断片的で短くしても良かったんじゃないかな〜。
（finalの評価がまた少し下がる結果に…）
マイナスポイントもありますが、最高でした。
これを観るとまた一作目から見直したくなります。
