このレビューはネタバレを含みます
覚悟はしていたけど…とても悲しくて切なくて涙が溢れた
るろ剣シリーズの最後の作品なんだけど
幕末を舞台にした悲恋ものという単体でも見られる上質なラブストーリーだと思う
1作目を初めて見た時に、斬られても何度も何度も抜刀斎に斬りかかっていく清里(窪田くん)のシーン、そしてその亡骸に縋り付く婚約者のシーンがすごく印象的でそのときも涙したのだけど今回もあのシーンにめちゃくちゃえぐられた
全てが彼処から始まっていたんだ、と
るろ剣は剣心の贖罪の物語だったと改めてわたしは感じた
平和のための戦いに意味はあるのか
大きな目的のためなら小さなものは犠牲にしていいのかという
巴の問いは今の世の中にも通じるな…と永遠のテーマだよねと思った
農村での二人のシーンがとても幸せで穏やかで大根を嬉しそうに見ている剣心がかわいくてこんな日々がずっとずっと続けばいいのにと見ているこちらが強く思ってしまって泣けてきた
巴の声にならない ごめんなさい あなた に号泣し
巴の日記に泣き……つまりたくさん泣きました
また1作目から見返したいとすごくおもったのでFinal→Beginningの公開順はこれで良かったとわたしは思う
佐藤健くんの剣心は1作目よりも若く幼くみえて役作りがすごいなと感動しました
そして有村架純ちゃんの巴は強く美しく儚くて素晴らしかったと思う
新撰組かっこよかったな
桂さんは色気あったな
飯塚許すまじ
(ひとつ疑問なのが巴の亡骸と2人で暮らした家を焼き払ってたけどFinalで巴のお墓はちゃんとあったよね
あれは誰がどうやって作ったのだろう…)