このレビューはネタバレを含みます
るろ剣実写化5作目にして多分最終作。
完全に過去編であり現在パート一切流れない作りを最後に持ってくるのは中々思い切ったことするなぁ。
この作品が過去の話なのにその中で更に回想を結構入れてくるのでややこしくなってるシーンが気になる。
映像が暗くて話のへヴィさと合っていて良かった。
アクションシーンは少ないが冒頭の両手縛られた状態での戦闘がインパクト大。
基本的に前四作の答え合わせというか解答編。
前作のレビューで「1本の映画としてはこのシリーズでこれが一番」って書いたけどやっぱこっちで。
ワンオクの曲は個人的に全然カッコイイと思わないが全作でひとつのアーティストをエンディングに起用し、映画のタイトルまで曲名に寄せてるというのは曲が刺さる人には嬉しい演出なのではなかろうか。
何となく原作知らない実写映画観てみたらどうか、という気持ちで見始めたが楽しめた。
原作全巻買ったので違いを感じながら読むのが楽しみ。
これは特段レベルが高い方なんだろうけど、漫画の実写化も捨てたもんじゃないと思わせてくれるいいシリーズだった。