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17歳の瞳に映る世界のmaoのレビュー・感想・評価

17歳の瞳に映る世界(2020年製作の映画)
4.2
途中色々思い出して映画館の中一人咽び泣いてた。映画自体本当に静かで説明や台詞も少なく、あらすじ見ないで挑んだら置いてきぼりだったかも。良くも悪くも単館系。何故こうなったか過程が分からないから想像しか出来ないけど、ツンとして感情を出さない彼女が涙するシーンは当てつけようのない怒りで泣いた。
終始辛くて辛くて心死んだけど、いとこの何も言わないで隣に居る事の心強さが本当愛おしかった。手品見る?とメイクシーン、金集めるシーンはこの子の優しさが溢れてて、大人や男に愛想を尽かしてる感じも顔面も優勝。
ファミレスの男、父親、バイト先の店長、バスで出会う男、まともな男が一人もいなかったけどこれが現実だなとも思う。このような経験があるかないかの違いで感想だいぶ変わると思う。
観れて良かった。
mao

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