きき

17歳の瞳に映る世界のききのレビュー・感想・評価

17歳の瞳に映る世界(2020年製作の映画)
4.0
私には真似できない、たぶんいまを生きる若い子たちだけの絶妙な距離感。
言葉や説明は少ないが、どんな状況かはなんとなく想像できる余白。
当事者を追いつめないプログラム。
ただただ性的に搾取される理不尽さ。
ものすごいバランスのうえになりたつとても静かで真摯な旅。

しかし原題の『Never Rarely Sometimes Always』がものすごく意味をもっていてこれ以上はないくらいにすばらしいタイトルなのに、邦題なぜこんなことになった・・・感はちょっとあります。
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