北欧神話をベースにヴァルハラがある神の国と巨人の国との戦いと、神々のしもべとなった幼い兄妹の運命を描く。ファンタジーアクション作品。
いまやマーベルで有名となったソー(トール)やロキが登場します。
神々の面々は1度食べた動物を蘇らせるなど能力は流石に神だと感じさせるが、見た目や雰囲気は地味で神々しさを感じません…。
画面が暗くストーリー展開も地味ですね。どちらかというと神々どうこうより兄妹の葛藤だったりをメインにしている感じですね。
ただこの妹が言う事聞かないし生意気なのでどうも好きになれない…。
なかなか始まらない戦いに退屈さを感じながらやっと戦いの幕開けかと思いきやいきなり始まる大酒飲み勝負に腕相撲勝負にダンス勝負となんじゃこりゃな展開(笑)
神話を知らないものでよく分かりませんが、もしかしたらこれが神話に忠実な展開なのかも知れません。
重い腰をようやく上げた神々が戦うクライマックスの戦いはそれなりに見応えはある。やっぱりハンマーがすちゃっと手に吸い付くような受け取り方はカッコいい。雷神よりもフェンリルの方が目立ってたけど(笑)
マーベルの影響ですっかり悪のイメージのロキがちょっとした皮肉屋なだけなのはご愛敬か(笑)
荒涼とした大地や雰囲気ある洞窟など風景はファンタジーぽくて美しかったです。
盛り上がりどころに乏しくイマイチでしたが、まずまずは楽しめた作品でした。神話好きな方やお詳しい方ならもっと楽しめるかも知れません。
まとめの一言
「謎の三番勝負」