オンライン試写会にて拝見させていただきました。
当たり前の日常に、自分の周りにいる当たり前の人
当たり前になるとその当たり前にあった一番大切なことにすら感謝がなくなる。その『当たり前の大切さ』についてとても分かりやすく表現していた。居なくなるとわかる自分の一番近くにいた人との大切な思い出やありがたさや自分の気持ち・・・そんな感情がピアノ音と共に重く心にのしかかってきた。この映画を見た人は必ず自分の一番近くにいる（いた）人との思い出や情景を頭に浮かべるだろう。
最後もう一押し！欲しかったというのがマイナスとしてあったが、物語としてはファンタジーを交えつつ現実を変に凝らず入れ込んだような作品。どんな結末であろうとどんな現実や環境になろうと自分の変わらない愛情が存在することを学んだ。
映像的スケールは少し低めだが、
当たり前過ぎて見えない強い愛についてへのメッセージ性が高い作品でした。
