このレビューはネタバレを含みます
オンライン試写会企画にて。
とても良い企画だと思います!
ありがとうございました。
フランスのロマンス映画は久しぶりで何だか幸せでした。
最初の幸せなシーンの連続のところは、本当に幸せそうな二人の姿と愛おしそうに見つめ合う二人がいっぱいに詰め込まれていて恋がしたくなった。
パラレルワールドにやってきてすぐ、気取ったままのラファエルは見ていられなくて、止めました。飛ばそうか迷ったけど休憩入れてもう一度。映画館だとこれができない。(私は共感性羞恥が強いのでこの手の勘違いシーンは本当に震えるくらい辛い)
オリヴィアにもう一度恋をさせる。
切なくて、苦しくて、滑稽で。
でも、それが恋なんだよなぁって。
最後の選択。
幻想即興曲なのがまたいい。
というかオリヴィアの弾き方が素晴らしい。映像と相まって凄くドキドキした。
映画のサントラ欲しくなった。
ラファエルは自分を殺したけど、それって元の世界に戻ったらきっと自分がいない世界で、、時空の狭間に落ちるのだろうか。とか考えてしまった。
とにかくハッピーエンドかな。
人は変わる
周りの環境や、名誉や地位によって
付き合う人も変われば態度も変わる
でも根本はきっと変わらなくて。
大切な人を大切にできる余裕を亡くしてしまっただけ。
失ってからじゃ遅いのにね。
みんな分かってるのに、人間は弱い。
本当に大切なもの、見つけたい
そんな事を思った映画だった。