メザシのユージ

ほんとうのピノッキオのメザシのユージのレビュー・感想・評価

ほんとうのピノッキオ(2019年製作の映画)
3.0
貧しい木工職人のジェペットじいさん(ロベルト・ベニーニ)が丸太から作った人形が、ある日突然しゃべり始める。ピノッキオ(フェデリコ・エラピ)と名付けられた人形は、ジェペットじいさんの家を飛び出し、森の奥深くへと分け入っていく。ピノッキオは優しい妖精の言いつけに背き、おしゃべりコオロギの忠告を尻目に、人間の子供になりたいという願いを胸に冒険を続けていく。
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メイク、衣装、ヘアスタイルと映画全体の美術が美しく観ていて楽しい、物語としては「人には優しくしなさい」とか「勉強は大切」とか「正直に生きなさい」とか子供に向けてメッセージが強いが途中でピノッキオが裁判にかけられて、「罪を犯してないものは牢屋に入れる」ってシーンがあってピノッキオは嘘の罪をペラペラ喋るというこのシーンだけが謎だった。

『ほんとうのピノッキオ』はディズニーアニメとは違う原作にかなり忠実なピノキオの物語。CGとかじゃない特殊メイクと、美術や衣装が素晴らしくて草原を歩くピノッキオとか絵本のワンシーンのようだった。