おたま

ほんとうのピノッキオのおたまのレビュー・感想・評価

ほんとうのピノッキオ(2019年製作の映画)
3.4
ダークファンタジーと聞いて観に行ったけれど、そこまでダークではない
昔読んだ絵本のままの雰囲気で映像と汚れ具合がダークな感じ
汚さと綺麗さと異形さが記憶に残る

というか、人形で良かったね、ピノッキオ
きみ、人間だったら道中で2、3回死んでるよ



ここから下は若干内容に触れています



不登校の娘を連れて見に行ったのだけれど

ピノッキオはもともと自由で道理がわからず(それを『悪童』とあらすじでは言っていますが)、それが元でトラブルになったり悪い方向に行ったり
でも、少しずつ道理を理解して学び、働き、優しくなることで『人間』になる

不登校で学ばず映画に来ている娘にはキツい内容だったかな
ステロタイプないい子をつくふための童話、だとしたら現代においては確かにダークファンタジーなのかもしれない
おたま

おたま