この人のことを、貧しい国の好々爺、言うことが道徳くさくてつまらん、こんなおじいさんから学ぶことはない、と思っていたのは誤解だった。
この人は、革命戦士であった、資本主義や帝国主義から、自国を守ろうと戦い抜いた人であった。
銀行強盗や、収奪。投獄と脱獄、人を撃ち、撃たれもする。人質としての13年間収監された人。その中で考え抜いた人。体制を立て直す難しさに苦悩する人。愛に支えられていた人。
・苦しい状況から、我々はより多くを学ぶのだ。
・貧乏とは、尽きない欲望の中で満たされない気持ちで生きている人のことである。