世界でいちばん貧しい大統領 愛と闘争の男、ホセ・ムヒカの作品情報・感想・評価・動画配信

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「世界でいちばん貧しい大統領 愛と闘争の男、ホセ・ムヒカ」に投稿された感想・評価

MALPASO

MALPASOの感想・評価

3.5
『世界で一番貧しい大統領 愛と闘争の男 ホセ・ムヒカ』

原題は「El Pepe, Una Vida Suprema」
エルペペ、最高の人生

ウルグアイで絶大な支持を得た大統領のドキュメンタリー。
貧しいという言い方は正しくないと思う。価値観の違いだと思うけど、こんな大統領も世界にはいたんだってことだよね。

自身の利権絡みで錆だらけのどこぞの国家代表とは違うわけだよね。コロナ禍の世界、黒人問題・・・ムヒカ氏の話も聞いてみたい。

世界一貧しいという表現はどうかと思う。質素な生活が貧しいわけではない。

国のボス選びの参考に。
『彩プロだッ!当たると痛ェぞッ!』

…と、思ったが、ドキュメンタリーとしてはなかなか面白かった。

南米の小国、ウルグアイの元大統領 ホセ・ムヒカの半生をインタビューや過去の映像を絡めて構成進行するドキュメンタリー映画。

移動手段は水色のワーゲン ビートルの庶民派演出と、一見して愛嬌あるキャラ風貌や、その政治思想と人間性、歴戦の革命闘士足る 名言飛び交い、タンゴのくだりや、任期満了のラスト等、成る程 フムフムな内容。

…けど、偏り過ぎな作品構成と英雄然とした内容に、不勉強ゆえ 総てを鵜呑みにするのは ちと尚早か?

歴史に名だたる英雄か?はたまた時勢の波に乗った腹芸秀でる政治屋否か?

機会が有ったら勉強してみます~。☝️
nao

naoの感想・評価

3.8
数年前インターネットでムヒカ大統領のリオ会議でのスピーチを知り感銘を受けた。
どんな人物なのか知りたくなるはずだ、彼はペットボトルキャップを繋げて作ったベンチに腰掛けてインタビューに答える。シンプルで核心を突く言葉は激動の人生を切り抜けてきたからこそ響いてくるのだろう。
Jaya

Jayaの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ムヒカとクストリッツァが楽しげに会話している光景、それだけで観る価値はあるかなと思ってしまいました。

内容としては淡々としたインタビューですが、過去映像とのバランスがとても良いと感じました。
ムヒカの発言は流石含蓄のあるものが多いのですが、活動として普通に銀行強盗をした話が出てくるあたり、笑ってしまいました。筋金入りのアンチ資本主義なんでしょう。しかし本人に筋が通っている分、嫌悪感は全く覚えません。
とにかく、現実的な問題点やその解決はほぼ置いておいて、ムヒカの思想を聞く、という構成でした。

終盤の政権交代の図は軽く感動を覚えてしまいました。政治的経済的な、具体的問題はともかく、ウルグアイの将来に幸多からんことを願ってしまします。

ムヒカに関係なく、ウルグアイが行ってみたい国である私としては、もう少し風景が見たかった、というところではありました。
予備知識なく、クストリッツァが仲良くなって飲み交わすような映画かな〜とか呑気な気でいたら、何度も胸が熱くなるすごい人、すごい映画だった!!

なんとなくイメージしていた中南米の物事が、ずしんと心に響いた。
こういうものの見方は日本人は出来ないかもな、とも思った。歴史と文化が違う。

人類は、生物としての純粋な利己的な一面と社会的生物としての一面を持っている、矛盾を抱えている。
言われりゃ当たり前なんだけど、その葛藤をずっと続けてるし、利己の拡大を間違ってると断言するのはめちゃくちゃかっこ良い。惚れるね。
のんchan

のんchanの感想・評価

3.9
やっぱりドキュメンタリーが好き‼️
世の中に起こっている現実を、出来るだけこの目で確認したい‼️

2012年、ブラジルのリデオジャネイロで「国連持続可能な開発会議」が開催され、そこで大きな話題を呼んだのが、第40代ウルグアイ大統領(在任期間2010~15年)のホセ・ムヒカによる十数分の演説だった。伝説のスピーチとして世界に紹介されたので、日本でもニュース等で話題になりましたよね。


体型は年老いたマリオ?にも見える😅なんともずんぐりとして、目がとてもとても優しい。ぜ〜ったいに悪人の訳がない!って感じがするけれど...
政治犯として13年間も投獄されていた。
その刑務所生活で培った思考が自分を作っていると語る。

『人は好事や成功よりも、苦痛や逆境からより多くを学ぶものだ』


BGMはずーっとアルゼンチンタンゴ🎶♬

『タンゴは郷愁そのもの。何を手に入れ何を失ったか。人生での喪失を知る者のための歌なんだ。いつくかの挫折を味わった後に好きになる音楽だ♪』

奥様ルシアさんとは若い頃からの同志。若い時の写真は2人とも美男美女❣️子供のいない2人は獄中以外はずっと活動を共にしている。ラストは2人で声高にタンゴを唄う🎶

大統領在籍期間でも、普通に農業をやり、貧しい人々となんら変わらない生活をしていた。
ユーモアがあり柔らかく、そして信念を貫く。
年老いた今、私財を全て恵まれない人々へ奉仕し、貧しい人々の学校や生活に役立てている。

『政治の世界で探すべきは、大きな心と小さな財布を持つ人物だ』
と言いながら、美味しそうにマテ茶🧉をすする。



※ウルグアイ🇺🇾という国がどこらへんにあるかさえ、日本人は知る人は少ないと思う。
南米のアルゼンチン🇦🇷の隣ではあるけれど、とても小さな国。
私は実は3回行った事がある。と言ってもブエノス・アイレスに住んでいた時に、ビザの書換え(90日間しか留まれないから)だけの為に、時間も料金も安く上げるため、高速船に乗って1時間強で行けてしまうウルグアイへ行っていたから。
まるで時間の流れが違う。とても長閑で、人々も穏やかで。半日ただ食事して、お茶してぼ〜っと過ごして日帰りした国だった。
レストランに入ったら親子丼がメニューにあって唖然🤭ちゃんと蓋付きの丼に入って出て来た。オーナーが親日家だったみたいだけど本当にビックリしたよね、地球の真裏で親子丼食べるとは😋
とも

ともの感想・評価

3.7
"最良のリーダーとは自らが去る時
自分を超える存在を残していく者である"

菅さんが自民党新総裁に決まりました。ちょうどいいタイミングかなと思ったので、この映画を観てみました。ここに僕の政治観を書くつもりはないので、気楽にお読みくださいね。

丸っこいフォルムに口髭を携えたご老人。彼はウルグアイ第40代大統領ホセ・ムヒカ。恥ずかしながら彼について詳しく知らなかったので、第一印象は"歌と踊りが好きそうな気の良いおじいちゃん"と思ってしまいました。無礼で申し訳ございません。

そのニコニコとした表情とは裏腹に、彼の人生は激動。軍事政権下ではゲリラ活動に従事し、数々の襲撃、誘拐を行った。その中で逮捕されること4度。政治家になってからは市場原理主義を批判し、国民全員が幸せになることを目指しました。

タイトルに「世界でいちばん貧しい」とありますが、大統領のお給料のうち90%を寄付し、質素な暮らしをしていたからだそう。
ただこの映画を観る限りでは、ムヒカ大統領はとても豊かに見えました。

心が。

昔、あるお坊さんに「自分が本当に持っているものは、他人に与えられるものや。それがたくさんある豊かな人が幸せになれるんやで」と教えてられました。

物だけでなく、気持ちでも行動でも同じです。
僕も豊かな人間になりたい。
市民と同じ目線で物事を考えられない傲慢な全政治家はこれを見てください。。

ムヒカと同じくらいクストリッツァも好好爺で笑う
miyu

miyuの感想・評価

3.8
日本人の総理が 変わろうとしている昨今…
日本人で、国民の為に…って ここまで真摯な姿で国民に向かうリーダーはいるのだろうか???

政治とは 全ての人の幸福を求める戦いなんです。。。
…って 彼は明言しています。。。

そして
彼は、自分の給料の大半を貧しい人に寄付したり…
そんな政治家いますか???
架空請求の領収書をきるので 問題になってる議員が多いこの世の中で😅

我々は あの世にお金を持っていけない!
後世に教育を残す…
って そんな素晴らしい事を言う政治家が、今、いますか???

貧乏とは 欲が多過ぎて 満足出来ない人…
って 彼は言っている。。。

ホセ ムヒカって言う
ウルグアイの大統領のお話なんです✨

ホセ ムヒカは ウルグアイの極左勢力にいてゲリラ活動もしていた為、過去に、長期間投獄されたりしています!!

そんな過去をもつ彼が、1995年に下院選挙に初当選してから、この時代の潮流にのり、ついに
タレバ バスケスが大統領になった時に、ムヒカも、上院議員や、バスケス内閣で農林水産大臣もつとめ …で…
2010年3月1日 第40代ウルグアイ大統領に就任します。。。

はじめに
あのエミール クストリッツァが、大統領にインタビューしていて…
どう見ても クストリッツァだなぁ???…
って 思っていたら この映画の監督だった(๑˃̵ᴗ˂̵)

今の己の事しか考えない政治家に
見て頂きたい映画です。。。

このレビューはネタバレを含みます

国民の代表なのだから国民と同じ暮らしをしなくては大統領とは言えないだろう。私は貧しい国民と共にいきる。
激動の時代に生き奮闘した末、牢獄生活も経験した活動家がたどり着いた先が大統領。
そんなウクライナ大統領が大統領を終えるまでを作品にしたドキュメンタリー映画。
大統領というよりは陽気なおじさんムヒカの赤裸々な生活がしっかりと描かれており、ムヒカの周りの人との加わりと言葉で見せる演出と取材力は秀逸で、功績だけを見せるような作品とは違い心に響く作品だった。
日本の官僚に足りない部分、国民と同じ生活をして肩を並べて国を考える。
そんな政治家が日本にいてくれることを願いたい。
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