てぃだ

ロミオとジュリエットのてぃだのレビュー・感想・評価

ロミオとジュリエット(2019年製作の映画)
3.3
シェイクスピアが僕らに残した
恐らく世界で一番美しく愚かな物語
ロミジュリ

バレエを本格的に
全部見るのは初めてなので
(もちろん映画やドラマや漫画で
バレエが部分的に出てくる作品は
いくつか見てきた)
ロミジュリならとーしろーの
僕でも大丈夫かなと思って
チョイス

セットを使って撮影してる
からなのか
舞台というより無声映画な趣

繰り広げられる話はよく知られたあれ
今のjkぐらいに歳の若い男女が
惹かれるんだけど
お互いの一族が憎み合ってる中で
それでも愛を貫き通そうとする2人だが
結局は人間の愚かな対立に
2人の愛は悲劇的な結末を迎える

みたいなあれ。

改めて見て思ったのは
もちろん出演者たちは
プロのダンサーたちなので
踊りの美しさやプロポーションの美しさは
言うまでもないけど

人間の才能の一つって
「おんなじ物語を何度でも楽しめる」
ってことなんじゃないかと思った。

もちろん隅から隅まで全く同じ
ということはありえないけど
大筋は同じあとは作り手の匙加減や
時代性ぐらいの
違いしかない物語でも
楽しめちゃうってのは
一見すると無駄なこと
なのかもしれないけど
それができるから人間ってすごいのかなと
そんなどうでもいいことを思った。

それでもやっぱり
この物語はオリビア・ハッセーと
クレア・デーンズという2大天使が
ズドーンと僕の中で横たわっているせいか
今回のジュリエットはあんまり綺麗だとは
思えなかったなぁ←何様
てぃだ

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