ゼロワン本当の最終話!(と言っても後にVシネマの公開が決まりましたが…笑)
やっぱりゼロワンライダーのビジュアルが好きすぎる。全員マジでカッコいい。アクションシーンは日本最高峰の出来でした。子ども向けということもあってアクションシーンがかなり多いのですが、アメコミ映画ファンでも十分に楽しめるレベルの映像に仕上がっていると思われます。序盤のバイクアクションは仮面ライダーという伝統を長年受け継いできた日本にしかできない最高の特撮アクションでした。
そして映画館の音響効果を改めて実感しました。映画館で聴く変身音のカッコ良さは異常で、鳥肌ものでした(皆さんも指摘している通り滅のブレイクダウンが本当にヤバかった…)。そしてラストバトルで主題歌の「REAL×EYEZ」が流れた時は思わず首を縦に振ってリズムを取ってしまうほど興奮しました(ちなみに僕の横に座っていた子ども連れのお母様も僕と同じようにリズムを取っていました。西川貴教ファンという可能性もありますが笑)。
ここまでは褒めましたが、内容に疑問を感じたのも事実です。これがTVシリーズも含めたゼロワン世界の最終話というのはどうにも納得できません。人間の悪意は人間が存在している限り絶えず存在するものなので、人間の悪意を敵としている時点でゼロワンの闘いに終わりはないはずです。飛電或人がヒューマギア事業を発展させたいのであれば、彼は歳老いて死ぬ瞬間まで人間の悪意と闘い続けなければならないのです。彼はそのくらい重たい決断をしているので、そう簡単に終わりと言って欲しくありません。
他にもアイツがまだ死んでないとか、アイツが許されるのはちょっと…とか色々と問題はあります。そもそも今回の敵はTVシリーズに後付け設定で作ったレベルのキャラなので、TVシリーズの締め括りと考えるのには難がある気がします。せっかくの劇場版なのに主人公が他の5人のライダーと肩を並べるシーンがないのは少し寂しかったですし…。
それでも最初に言った通り非常に面白い作品でしたし、ゼロワンのカッコ良さは半端ないです!感想としては大満足でした!