おたしん

海辺の家のおたしんのレビュー・感想・評価

海辺の家(2001年製作の映画)
4.5
タイトルにもある海辺の家が最高すぎる。
景色はもちろんお家も素敵でテンション上がってしまいます。
斬新でもない設定と新鮮でもないストーリーに大号泣したけど改めてこういう作品が大好きなんだなって思いました。

冒頭の立ちションが爽快すぎて好印象でした。笑
序盤からこの映画はタイプだなって分かりました。
メインのジョージと元妻のロビンにも泣かされるけど息子サムの言動の変化が1番だった。

恨み呪いがあるような嫌い方をしていたサムが父親に対して涙し頭を抱えたシーンは忘れられません。
極端な反抗期もジョージとロビンのダンスを見つめる目線で察しました。
ただ寂しかったんだね。
もう涙が止まらん。

父親のすぐそこにある死をサムが知ったシーンは記憶に残る。
恥を捨てきれず直接的とは言えない彼の悲しみ方。
全ての後悔を思い出したんだろう。

そしてロビンにもそれは起こり。
"また恋をした"ってセリフは切なくてキュンとして悲しかった。

失ってこそ分かるってのを完璧に伝えてくれたと思います。
感謝はそこからじゃ遅いんです足りないんです。
できることなら早めにすべきですね。

お巡りさん来てからのスカッとしたのは良かったけどその伏線いらなかったかな。
そして相手の親と性的関係になるのはマジで必要なかったです。
コメディ的箸休め要素だとしても不要。

それでもやっぱり感動したしサムを始めみんながジョージの願いを叶えようと必死に家を建て直してたのが泣けるし何よりサムの成長に涙でした。

再建した家をどうするのかっていうラストにまたまた号泣。
父親を受け継いでる…。泣

この作品は素晴らしかったけど自分の人生では遅くなる前に動きたいなって思いました。
めっちゃ好きな映画でした!


ケヴィンクラインかっけえよ。
魅力的なおっさんでした。
そんでヘイデンクリステンセン美男子やん!
いつの間にノーメイクだしイケメンでした!
おたしん

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