サルマール・カーン主演「ダバング」第3弾のアクションコメディ。
本作はアマプラの配信が終わる、見たいけど吹替でも字幕でもない、チャレンジしたけどこの手の映画は一応分かるもんだ。

そもそもストーリー重視ではなく、ムキムキの男臭さ満載のヒーローが考えられんくらいの差で大活躍する映画だし、長くても歌と踊りがあるので問題なし。

本作はどうしてダバングになったのか過去と現在が表現されており(髭がないのが過去)、恋人を殺した宿敵との因縁にケリをつける内容だと理解。

カラフルな衣装と大勢のダンサーによる歌と踊りは3回もあるし、ベルトを抜いての踊りは新しいものの、ヒロインがそれほど可愛くないのと踊りが普通だった。
宿敵は「マッキー」でも悪者スディーブ、カッコ良さげなんだが目付きが悪いわな。

サルマン・カーンの人気シリーズの一つ、Dabanggの3作目。
新春一作目で、昨年末シャー・ルクのJawanを劇場鑑賞してとても面白かったので、次はサルマンだ、と何故か思い、ノリで見ました。

日本でも最初の作品が『ダバング　大胆不敵』のタイトルで公開され、大変面白かったにも関わらず何故かあまり人が入らなかった。

2作目は英語字幕で配信で見てそこそこ面白くてシリーズものとしては合格。そしてこの3作目ですが、もはや消化試合・新春スター隠し芸大会ですね。

中身ナッシングで女性の衣装とダンスシーンのレベルだけかなり高い。

そもそもが主人公の最初の婚約者、今の妻の遠縁に当たるらしいが、元の設定ではかなり階級差があったように思うけれど、この話だとお見合いできる釣り合ったの家庭のようだし・・・

それでもラッジョーとチュルブルの掛け合いとおなじみ遊郭ソングでは結構盛り上がりました。ダンサーさん、変わったけれど、ルックスも衣装もほのかに上品でよかったし、おなじみコレオグラファーの兄貴のダンスも見られたし、これだけはリピートの価値ありかな？

去年見たときにはヒンディー語版あったのですが、今アマプラはオリジナル言語版はなく、カンナダ吹き替えで見ましたが、カンナダ語ってセリフに英語とかウルドゥー語混じるので、一瞬ヒンディー語かと思ったりして色々楽しかったのでした。

（今日見たらNetflixにヒンディー語版ありました。2025/3/5）

スコアは御祝儀で少し上げてあります。

今回は、ダバングはいかにしてダバングになったのか？といった回想シーンが入り現代に戻って因縁にケリをつけるといったインド映画的に王道パターン。敵は「マッキー」にも出ていたスディーブさん。
そしてこれぞサルマン・カーン！！な映画なので、まあお祭りとして見るのが一番適してると思う。

インド映画には、こうした大スターがいて人気シリーズは何本も作られ、何回もリメイクする。そうした環境は本当にうらやましいし、日本映画じゃまだまだだなと思ってしまう。