えり

ストレイ 悲しみの化身のえりのネタバレレビュー・内容・結末

ストレイ 悲しみの化身(2019年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

B級感あるけど、悪くない
タイトル通り『悲しみの化身』。
誰かを失った人の喪失感につけこむタイプの『それ』が、姿かたちを変えて人に取り入っていく。

ポリーナの身勝手さが気になる。
もともと精神不安定な子を私なら、とヴァーニャの代わりに引き取って溺愛してきたのひ、妊娠したとたんに、この子に異常がないか検査と言い出したり 二人きりにしないでと怯えたり ちっとも向きあおうとしなくなる

かわりに夫が 責任感をもって彼と向き合おうとしている姿が良かった。
真相を知るベく孤児院で 元消防士の守衛のことを探ったり、ヴァーニャの代わりの『それ』の正体を突き止めようとしたり。

本物のヴァーニャの死の真相とか 伏線もあったのに気づけなかったな

ラストは、夫の喪失感ゆえ。

ビックリさせるでも、血みどろでグロいわけでもなく ズーンとくる内容でした
CGは安っぽいかんじだけど

拘束された『それ』の変化は見所だと思う。
えり

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