言ってることは小難しくて分からないけど学生全員(1000人!!!)が自分をやり込めようという空間で動じず冷静にユーモアを交えて話す三島の人間力が凄い。
彼の思想に共感は出来なくとも、この姿勢は驚嘆に値する。
当時の空気は殺伐としたものだっただろうに、この空間に奇跡のようなものを感じた。
三島の真剣な姿に彼を小馬鹿にしてきた学生たちも敬意を持ち始めたんじゃないのかな。
三島も学生の熱情を感じたからこそ、この場に来たのではなかろうか。
文字で表現してきた人物の言葉の力。
「言霊を残してこの場を去る」という最後の言葉が格好良い!