ウエノ

三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実のウエノのネタバレレビュー・内容・結末

4.8

このレビューはネタバレを含みます

とても貴重な映像で、見れて嬉しかった。
私は日本も安倍さんも大好きなので、「アベ政権を許すな」の貼り紙を家の壁一面に貼っているような左翼の人達にずっとあまり良くない感情を抱いていたのですが、
それでも教育はお金がなくても平等に受けれるようにすべきだと思っているし、日本により良い国になってほしいという気持ちは革命派の人達と一緒だと思う。
私の知識不足、勉強不足でよくわからない部分もあったけど、ナレーションが入っているのでなんとなくこういうことがあったんだなと理解しながら観ることができた。

他者と関係するということはお互いの主体性を認めているということ。相手を主体性のある他者と考えているからこそ、お互いリスペクトの気持ちを持って言葉で徹底的に討論することができる。

全然何を言ってるかわからない自然の話をしてる時に唐突に赤ちゃんを肩車したひろゆきみたいな男が登場したところめちゃくちゃ笑った
まだ生まれて1年も経ってないのにこんな討論の場に連れてこられた赤さん……パパが討論している間に頭ナデナデされる赤さん……
正直自然と生産行為の場の話してるところから一切意味わからんかった……
芥さん、あぶない刑事とかに出てる俳優さんだったんだな……若い時もお年を召してからもオーラ凄すぎる……

人間として生きるってどういうことなのか考えさせられる。
楯の会の人が三島由紀夫にスチュワーデスさんと合コンさせてもらった時の話してる時が一番楽しそうな顔しててワロタ
右・左という考えに固められることなく、客観的に見て自分の思想を解きほぐしていくことが重要
自決する一年前の三島由紀夫がすごい熱情と覚悟を持っていたことがよくわかる
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