タカナリ

それいけ!アンパンマン ふわふわフワリ―と雲の国のタカナリのレビュー・感想・評価

3.5
シリーズ第32弾。
ばいきんまんの作戦によって汚れてしまった雲の国を救うため、アンパンマンは雲の子達と力を合わせます。

時間は63分と短めなので、結構見易い作品だと思います。子供には長いかな。

驚いたのが、ドキンちゃんが割とメインになっていたこと。ドキンちゃんと雲の子供・フワリーと仲良くなるわけなんですが、その交流が割としっかり描かれていました。
「フワリーと仲良くしたい」「ずっと一緒にいたい」「雲の国に返したくない」と思うドキンちゃんと、「ドキンちゃんとも雲の子供たちとも仲良くしたい」と思うフワリー。
台詞であまり説明せず、表情や態度でそれが感じれるようになっていました。子供向けと思って舐めてました。

大人は全然楽しめる作品だと思います。最後のアンパンマンの戦いも盛り上がりましたし。
しかし、子供はどうなんでしょうか。
やはり子供たちが見たいのはアンパンマンの活躍なのではないでしょうか。
オリンピックにちなんだ、キャラクター達が様々な競技をしているのは非常に楽しくワクワク出来たので、そのワクワクが続けば良かったように思います。

ばいきんまんが想像以上に悪党で驚きました。
ばいきんまんって、王様になりたいってキャラだっけ?