このレビューはネタバレを含みます
痩せて美人になった腐女子が学校のイケメン4人に言い寄られるけどカップリングして見てしまう〜！私がモテてどうすんだ〜！ってストーリー。タイトルそのまんま。
たぶんティーンの頃にみてたらあんまり考えずにキャーキャー楽しめた気がします。時代的にも…
あらすじを見るとバリバリのルッキズム感あるけど時代的に大丈夫？と心配だったのですが、思っていたよりその色は濃くなくて楽しめました。BLよくわからないのでそこらへんの萌え？はピンと来なかったですすいません…そっちの界隈の方からすると主人公の言動含めアリなのか別な方向が気になる。
そもそもこれを観る以上大前提の設定に対するツッコミは置いとくとして、、演劇部に請われて参加して、周りに応えるために痩せようと頑張ったりするので、流れが安易ではあるものの時代と元の設定を両立させる努力は感じました。
とはいえ、六見先輩は痩せる前から優しかったけど他3人はそうじゃないのもやっぱり複雑ではある(結局置いとけてない)。彼らの心情も変化しているけど、描き方は難しかっただろうなと…なのでラストは上手に持っていったなと思いました。平和だった。みんなで歌って踊るのかわいい。富田望生ちゃんがさらに好きになる。
周りの反応は確かに変わったけど、花依はそもそも内面がいい子っぽいので、リバウンドしたからってまた周りが掌返ししてないところが、このテーマでもそこまで嫌な気持ちにならなかったところなのかもなあと思ったり。演劇部はちょっと置いときます笑
ところでWikipediaによると、原作では六見先輩と最終的には結婚まで行くんですね！？個人的に逆ハーレムにキュンとしないこともあって、映画のその先の話の方が気になっちゃったよ！
