監督平川雄一朗か…とあまり期待をしないで見に行ったけど、しっかりと耳すまの原点である「お互いがお互いの夢を刺激し合う」というストーリーになっていたのがとてもよかった!
確かにあまり好きではない平川節もみられたし、基本は雫が挫折しており、聖司に負い目を感じるストーリーが主だけれども、
聖司自体も行き詰まっていて、雫によって救われたことが終盤にわかる。
それが分かった時に、耳すまを見た時に感じたあの感動が蘇ったのはたしか。それを感じられただけでも見た価値はあった。
そして、パンフレットがとても粋!
雫が執筆した本という仕立てで作られているし、
図書館の本のようにバーコードとかがあったりする!
図書カードも印刷されてたり!
いろいろアイデア出し合って、愛を込めて作られたんだなと感じられて、観賞後もほっこり。