たぁくん

耳をすませばのたぁくんのネタバレレビュー・内容・結末

耳をすませば(2022年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

Netflixにて鑑賞
2024年31本目

舞台はアニメ作品の10年後にあたる1998年。プロのチェリストになるためイタリアでの修行を決心した天沢に自分も物語を書き続けると誓い、編集者として働く傍ら、物語を書き続ける主人公の月島雫だったが、落選続きでなかなか努力が実らなかった。そんな中、実家に帰省をし、荷物を整理していると10年前の「あの頃」を思い出すのであった…。

スタジオジブリのアニメ作品の「耳をすませば」の実写化ということですが、アニメ作品をそのまま実写化したというわけではなく、アニメ作品の10年後を舞台にし、雫たちがどのような人生を歩んでいるのかというイフストーリーの形をとった作品になっています。
また、アニメ作品と設定も異なっている部分もあります。例えば、アニメ作品ではヴァイオリン職人を志していた天沢は、本作ではチェリストを夢見ています。このようなアニメ作品との違いを設けることで本作とアニメ作品を差別化し、本作をアニメ作品「耳をすませば」の続編ではなく、一本の作品として確立させようとしている制作側の意図が見えたように思いました。

ブログでも感想アップしてます
良ければご覧下さい⤵︎
https://omoroimovie-mitemirin.com/whisper-of-the-heart/
たぁくん

たぁくん