チョコミント

さんかく窓の外側は夜のチョコミントのネタバレレビュー・内容・結末

さんかく窓の外側は夜(2021年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

幼少期のトラウマから誰にも霊が視えることを打ち明けられない三角(みかど)。

ある日バイト中の三角の前に霊が現れ、三角はその場を離れようとするが、突如現れた冷川(ひやかわ)と名乗る男が三角に触れ、霊に手をかざすことで霊が消滅るのをみて驚くと同時に、霊となった男の記憶の一部が流れ込んで来た事によって
霊が視えるだけでなく過去を見通す能力もある事に気付く。
霊を祓い終えた冷川は、三角に除霊の助手として今のバイトの二倍の時給を出すから自分の助手として働いて欲しいと依頼し、時給に惹かれた三角は冷川の事務所で働くことに。
焼肉屋で冷川の専属契約書にサインした三角は、自分と違って全く霊を恐れない冷川に親や友人、彼女の有無を尋ねるが冷川は自分には誰もいないと答える。

ある日、複数の女性への殺人容疑で逮捕された男が拘置中に自殺する事件が起こる。
殺害された全ての女性はバラバラに切断されていたが、各女性の遺体の一部が未だに見つかっておらず、発見できなかった各女性の部位を繋ぎ合わせると1人の人間の形になると言う気味の悪さから、刑事の半澤は昔馴染みの冷川に遺体の捜索を依頼。

依頼を引き受けた冷川は、三角を連れ殺人犯の住んでいたアパートを訪問。
現れた霊を祓い、三角の持つ霊の過去を見通す力を使い、犯人がアジトにしていた廃墟を発見した冷川と三角が半澤を連れて廃墟に踏み込むと、繋ぎ合わされた遺体を発見、邪気を纏った霊は「ヒウラエリカ」という名を発し続けていた。
三角は今までに感じたのことのない禍々しい気に当てられ恐怖するが、半澤は全く腐乱していない不思議な遺体の調査を始める。

夜、焼肉を食べながら冷川は三角に、あの遺体は「穢れ」を集めておくことで遠隔的に人を呪うことを可能にする装置だと説明する。

発見されたことでその効力は消えたものの、殺人犯を操って女性を殺害させ穢れを集める装置を作り出した「呪い師」こそが「ヒウラエリカ」であることは間違いない、その名前を何度も聞いたことがあると言い、三角は「ヒウラエリカ」を止めなければ!と冷川に言うが、冷川はSNSを通して簡単に殺意の「言霊」を飛ばせる時代に、呪いにまで手を伸ばし対応してもなんの得にもならないと却下。

一方、女子高生の非浦英莉可は呪いをかけるために用意した装置が何者かに解かれてしまったことを感じ取っていた。




ホラーと言うよりミステリ?スリラー?に近い感覚のストーリー。
やたらと俳優陣が豪華過ぎてちょい役まで豪華過ぎるので萎える。
ストーリー自体は特に可もなく不可もなく。
スプラッターな描写も少しだけ。
ただ、とても綺麗な映像だなと思った。
原作を知らないので何とも言えないが、続きがありそうな、なさそうな…そんな感じの心がザワつくエンディングが良かった。
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