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タルテュッフの遊のレビュー・感想・評価

タルテュッフ(1925年製作の映画)
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演劇の古典的名作を、映画という表現形態をフルに活かしてメタに使って進化させたような作品 もとの戯曲が発表当時は上演禁止になったのは内容が「芯を喰いすぎててヤバい」からって感じがするし、その芯を映画という表現でモロに顕在化させているのがカッコいい
エミール・ヤニングスは期待通りの怪演 サイレント映画は彼のもの

「キスは罪」って言っててこれエドワードヤンのカップルズの元ネタやん〜〜!!!って思ったけど元は全部聖書か
 
現代の映画や芝居でも「タルチュフ」って名前の役が出てきたら ああ、偽善者の役なのかなって察知できるの 教養ある感じするう〜
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