タルテュッフ/タルチュフの作品情報・感想・評価

タルテュッフ/タルチュフ1925年製作の映画)

Herr Tartüff/Tartuff

製作国:

上映時間:63分

ジャンル:

3.8

『タルテュッフ/タルチュフ』に投稿された感想・評価

たむ
4.1

FWムルナウ監督によるドイツ映画の古典映画です。
古典は常に新しいとは言いますが、本作も現代にも通じる内容の作品に仕上がっています。
ただ、ムルナウ監督は他にも凄まじいサイレント映画の名作が数多くあ…

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やってることが余りにも先進的過ぎて個人的やや低めの評価をつけるのは憚れるけど、ちょっと構造の巧さに走りすぎていて、感情的に面白いという感覚は無かった。

実際の伝染病を映画に置き換えたノスフェラトゥ…

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TS
3.2

短文感想 72点
張り切ってムルナウのBD BOXを購入して半年が経過しそうなので頑張って見てみました。残念ながら普通でした。この時期のサイレントクラシックは、音が出ない分余計に表現力が豊かで好みな…

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3.9

洗脳された夫を介した妻と偽善者タルチュフの攻防戦。
メタ構造が現れた途端に現代の映画を見ている気分になる。
水差しに夫の顔が映り込むよりも前に、意識的にか鏡を映り込ませたショットがあり伏線として理解…

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UE
4.3

孫が画面越しに語りかけてくるシーンで不覚にもドキッと。今ではよく見るようなメタ表現だけれど、やはり100年前の映画と考えると…めちゃくちゃ前衛的な事をムルナウはしていた。枠物語になっていて、その内側…

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4.1

語りの構造の映画。『最後の人』『サンライズ』も手がけているカール・マイヤーの脚本によるところも大きいだろう。画面に向かって観客に語りかける役者のショットにより突如としてメタ構造が立ち上がり驚く。前年…

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タルチュフを映画内映画にしてるのがコイツより顔が汚い家政婦を追い出すためって露悪すぎでしょ。
視線劇貫徹するためなら紋切り型退治に収束させてもいいっていう割り切りが良いと思えず。
324
3.8

鍵穴覗く秘密の窓。内包する劇中劇により逆に外へ開かれる内外の拡張。ガッツリ第3の壁を超え、本編たる劇中劇へ移行する潔さ。靴、毒、表情でのみ示される端的な悪人感。美醜・潔不潔で二分される善悪、人相・ル…

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すえ
4.2

記録

最近映画を観る気が出なくて、久しぶりのおうち映画。ムルナウのBluRay-Boxを買ったので、リハビリも兼ねて鑑賞。71分版。

幾度となくクロースアップで示されることから分かるように、本作…

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 ある老人の遺産を相続するために騙して孫との仲を悪くしようとする家政婦。
追い出された孫は突然カメラに向かって話す「皆さん、これで終わったと思うでしょう!これからですよ」と。
 孫は変装し、巡回映画…

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