キッチー

モールスのキッチーのレビュー・感想・評価

モールス(2010年製作の映画)
3.7
いじめられっ子の12才の少年オーウェン(コディ・スミット=マクフィ) の隣の部屋に、男と少女アビー(クロエ・グレース・モレッツ)が越してくる。
少年の日常生活と並行して、夜な夜な出掛けていく男、町で起こる連続猟奇殺人...が描かれる。少女に惹かれていく少年は徐々に少女の秘密に近付いていく。
人に寄生(共生)しなければ生きられないヴァンパイアの話で何度も繰り返される悲劇なのであるが、少年と少女の恋愛が絡み、美しくも恐ろしい物語になっている。

コディが透明感のある男の子を好演している。感情を抑えながらも、怯えや嬉しい気持を上手に表現していた。クロエも謎めいた美少女を好演。不安げな表情が上手く、子供らしい笑顔も素敵だった。とにかく2人とも可愛いくって良かった。終始シリアスに進んでいく映画で重い感じだった。

クロエ観たさで鑑賞。ほとんど観ないジャンル(ホラー)だったけど、面白かった。次はキャリーも観てみよ~。
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