『ぼくのエリ 200歳の少女』のリメイク。
予想以上にオリジナルに忠実でしたが、ホラー・バイオレンス色はやや強め。これはこれで緩急が付いて良かったです。アビーと“父”との関係を示す写真によって、オスカーの未来の悲劇性がより強調される改変も◎ 単体で見ればきっと良い映画。
なのですが。クロエ・グレース・モレッツも好演していましたが、オリジナル版主役二人の神がかった配役とどうしても比較しちゃう。
小さな違いがいくつも積み重なって、何とも言えないコレじゃない感。。良くも悪くも綺麗にまとまった本作より、敢えて多くを語らなかった前作の方が個人的には好きでした。
