ちょうどいい

パピチャ 未来へのランウェイのちょうどいいのレビュー・感想・評価

4.0
90年代、まだアラブの春の足音も聞こえないアルジェ。

斯くも偏見と信仰の押し付けが女性を苦しめているとは、を学べる作品。

父権的な井蛙が信仰を振りかざして女性を足蹴にしている様は何とも不快。
なかんずく、因習に盲従している女性が胸糞感をブースト。

衝撃のラストは瞠目だが、映画としての面白さは果たして予定調和のままで、そこまでのダイナミックさはなかった。