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パピチャ 未来へのランウェイのogiのレビュー・感想・評価

3.8
1990年代のアルジェリア。
ファッションに興味がありデザイナーを
目指した女子大生ネジュマが主人公👗
その頃のアルジェリアは暗黒と呼ばれる
ほど内戦が激しく、イスラム原理主義が
台頭し女性にヒジャブと呼ばれる顔以外
を覆う布の着用を強要するなど抑圧され
ることもしばしば…

ネジュマは理不尽な抑圧に負けず自由と
未来を信じてファッションショーの開催
を決行。仲間と準備を進めるも、妨害や
諸々の困難に遭うなど苦難の連続…
何とか開催にこぎつけたが、ここからが
また想像を絶する苦難に直面する。。

この監督の経験も踏まえて作られた作品
らしく、当時のアルジェリアを反映した
ものなんだと思います。
家族や友人のことも考えるだろうけど、
普通ならアルジェリアを脱出して、他国
で自由に暮らしたいと願う事でしょう。

イスラム原理主義、男全般、クズが多く
て腹が立つ。こんな環境で生まれ育った
から仕方ないだろうけど、良くないもの
は良くない。偉い人や社会が変わらない
とね。こんなところの宗教ってことごと
くどうしようもなって思う💢

病気でもないのに何歳まで生きられるか
考えさせられる社会って嘆いてしまう。
それでも少しは希望が見えるラストなの
は映画として良かった✨
前後するけど、ファッションショーでの
みんなの笑顔が印象的で好きでした♪
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