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パピチャ 未来へのランウェイのなのレビュー・感想・評価

4.6
これが実話だと思いたくない

アルジェリアといえばカダフィとフランスによるジェノサイドの印象しかなくて恐縮だったけど、女性たちが自由を謳歌してた時代もあるんだね。

フェミニスト映画と言われればそうかもしれない。だってファッションショーを実現しようと奮闘する彼女らの姿にエンパワメントされることは間違いないから。

宗教の名の下、神を代弁して時代にそぐわない家父長制を存続させようと躍起になる男たち。
男性特権がもらえるならと積極的に女性を踏み台にしてまで胡座をかく男たち。
いや男だけじゃなくて女でもやばい奴らいたじゃん、って?
だって女同士が対立した方が団結しないから男のいうこと聞くでしょって。分割統治ってやつですよ
まじだるいな世の中
なんでみんなまともに、他人を虐げずに生きられないわけ?

あ、主役のリナ・クードリの演技がすごい好きでした
な