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プリズン・エスケープ 脱出への10の鍵のkuのレビュー・感想・評価

4.0
脱獄映画。

内容は、南アフリカ。白人でありながら、反アパルトヘイト組織であるアフリカ民族会議(ANC)の隠密作戦に参加したためにプレトリア刑務所に投獄されたティム・ジェンキンとスティーブン・リー。最高レベルの警備体制が敷かれる所内で脱獄の手段を模索するティムたちは、木片を集めて作った鍵で出口までの扉を一つずつ解錠しようとする。木製鍵を次々と作成する二人だが、看守の監視の目が厳しくなっていく......というもの。

脱獄映画は色々と見てきましたが、鍵メインで脱獄を計画するのは珍しいですね。『穴』や『大脱走』といった映画は穴を掘っていくスタイルですが、こちらは鍵を作るというものなので、また違った緊張感がありました😌

タイトルにもある、脱出への10の鍵というのが何かの比喩なのかと思っていたら本物の鍵のことで驚きでした。てっきり、脱獄するに至って10個の重要なポイントがあるという意味かと思ってました😓

何重にもある扉の鍵をどのように攻略するのか、内側もしくは外側からしか開けられない鍵もあって、その都度どうやって乗り越えるのかを見るのが楽しかったです。

最後に一つ言わせてもらうとしたら、デニス・ゴールドバーグさんにもっと見せ場があっても良かったのでは...🤔
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